浦和が甲府に4発快勝! “KLMトリオ”揃い踏み&R・シルバ3戦連続弾で2連勝

今季初の無失点試合を逃し課題残す

 さらに同15分には前線でFWラファエル・シルバが抜群の身体能力でボールをキープすると、興梠を経由したボールは右サイドに展開。関根が左足で柔らかく上げたクロスに武藤が飛び込み、頭で押し込んだ。

 浦和は連戦を考慮してか、同30分に3バックの左を務めていたDF槙野智章を下げてMF駒井善成を投入。しかし直後の同31分に左サイドを割られると、FWウイルソンのクロスを途中出場のFWドゥドゥに蹴り込まれて2-1となった。

 今季のリーグ戦で初の無失点試合とはならなかった浦和だったが、同38分には関根が右サイドをドリブルでやや強引に切り崩し、中央に強いボールを入れると途中出場のFW李忠成が押し込んで3-1とした。ACLでは2試合連続ゴールの李は、これがリーグ戦の今季初ゴールとなった。

 さらにアディショナルタイムには駒井のアシストからR・シルバがリーグ3試合連続ゴールを決め、浦和が4-1とリードを広げて快勝。出場したFW登録の全選手が得点を奪う攻撃力を見せつけ、4日のセレッソ大阪戦に続く2連勝として、勝ち点を6に伸ばした。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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