ACL2試合9得点…浦和のゴールラッシュが起きた理由 選手の証言から浮かび上がるJリーグとの違い

 

2月28日のFCソウル戦で5-2大勝 ACLの2試合で9得点と浦和の攻撃が爆発

 浦和レッズは2月28日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節のFCソウル戦で5-2の大勝を収めた。21日の初戦で4-0の勝利を収めたのに続き、2試合で9得点と爆発している。なぜ、ACLでゴールラッシュが起きたのか、選手たちの証言からはJリーグでの戦いとの違いが浮かび上がる。

 FCソウルは浦和に対して高い位置からプレスを掛ける戦術を選択した。ファン・ソノン監督は「いろいろな戦術はあるが、判断をするのは監督であり、責任も監督にある。前からプレスに行こうという戦術で、選手たちは最善を尽くしてくれた」と、そのプランを試合後に話した。

 しかし、それは浦和にとっては願ったりかなったりの展開だった。最後方のGK西川周作までビルドアップに参加する浦和のパス回しに対して、FCソウルは前線がズルズルと引きずり出されて中盤に大きなスペースが空いた。先制点を決めた浦和のFW武藤雄樹は「ああやってくれたら、本当にやりやすい」と話し、ACLでの戦いで見られる利点を話した。

「スペースが空いていることを感じましたし、連動性のある攻撃ができたと思いますね。スペースがあればゴールが決まることを見せられたと思います」

 

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