堂安律、W杯最終予選組み分けに「そうこなくっちゃ」 難戦に意気込み「アジア最強ともう一度皆が思ってくれるように」
堂安がプーマのイベントに登壇
日本代表MF堂安律は6月28日、都内で行われた「PUMA FASTER INNOVATION LAB」のイベントに登壇した。前日に決定した2026年に開催する北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選の組分けについて、「もちろんタフなグループに入ったという感想は持ちながらも、そうこなくっちゃ、という強い意志も持っている」と意気込みを語った。
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「PUMA FASTER INNOVATION LAB」では、スピードを追求したサッカースパイク「ULTRA」シリーズの最新モデル「ULTRA 5 ULTIMATE」、「ULTRA 5 CARBON」を新たに発売することを発表した。イベントにはさまざまなアスリートが参加したなか、サッカー選手からは堂安とFW福田師王が登壇し、新商品に関するトークセッションを行った。
前日には北中米W杯のアジア最終予選の組分けが発表され、日本はカタールW杯にも出場したサウジアラビア、オーストラリアが集うグループCに入った。厳しい戦いが予想されるなか、背番号「10」として臨む堂安が意気込みを語っている。
「もちろんタフなグループに入ったという感想は持ちながらも、そうこなくっちゃ、という強い意志も持っている。しっかり準備して、コンディションを整えて、アジア杯で悔しい思いをしているので、しっかりと晴らせるように、アジア最強ともう一度皆が思ってくれるように頑張りたいと思う」
堂安はカタールW杯で優勝経験国ドイツ、スペインを相手に、世界に衝撃を与えるゴールを記録し、勝負強さを印象付けているが、「僕自身、(勝負強さを)意識していることはないが、俺は持っていると思いながらプレーしている。たまに調子悪い時もあるけれど、70~80分間、試合から消えていても、1秒で得点を取れば、それでチャラでしょ、という思いは常に持っている」と、アタッカーとしてのメンタリティーを明かしている。8大会連続W杯出場を勝ち取るうえで、堂安の勝負強さが鍵を握ることに間違いないだろう。
(城福達也 / Tatsuya Jofuku)