日韓コンビが「W杯予選の主役」 仏現地が脚光…2戦3発の韓国人FWは「勝利の立役者」
フランスのクラブでプレーする南野、イ・ガンインに現地脚光
フランス1部ASモナコ所属の日本代表MF南野拓実は、6月11日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のシリア戦でチーム5点目を決め勝利に貢献した。日本人の活躍へ現地も称賛の言葉を与えている。
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南野は代表通算21ゴール目となった。シリア戦でスタメンフル出場。4-0で迎えた後半40分に、ハイプレスでDF伊藤洋輝がボールカットし南野が拾う。そのまま中へ運んで右足を振り抜き、ペナルティーエリアライン付近から美しい一発を決めた。
ダメ押しとなるゴールで日本の勝利に大きく貢献した南野は、リーグ・アンでも今季9ゴール6アシストで2位躍進のチームに貢献。ファンが選出するベストイレブン入りも果たすなど、2023-24シーズンに飛躍した選手だった。
そんな南野に対し、リーグ・アン公式サイトでも日本代表の活躍が取り上げられる。「ミナミノとイ・ガンインがアジアW杯予選の主役に」と、パリ・サンジェルマンで活躍する韓国代表FWイ・ガンインとともにアジア2次予選の結果に触れた。
「日本代表の南野拓実と韓国代表のイ・ガンインが、W杯アジア2次予選で力強いプレーを見せた。この2週間でアジア2次予選が終了し、リーグ・アンの選手たちが躍動し、大いにチームを助けた」
記事では「サムライブルーは5-0の大勝を収め、6戦6勝という完璧な成績でグループBの首位に立った」と日本の圧倒した戦いぶりを伝えつつ「初戦のミャンマー戦ではスタッド・ランスのMF中村敬斗が2得点。シリア戦は南野拓実の出番だった。モナコを2位に押し上げた好調なシーズンを終えたばかりの彼は、5-0の勝利の決勝ゴールを決めた」と活躍を称賛している。
一方韓国のイ・ガンインは、「2戦とも勝利の立役者となった」と、6月の代表2連戦での躍動へ賛辞。「シンガポール戦では2得点、中国をホームに迎えた第2戦はより拮抗した試合となったが、イ・ガンインの決勝ゴールで1-0の勝利を収めた」と、役者ぶりを称えている。韓国は6試合で1失点、5勝1分の戦績でC組首位での突破を決めた。
日韓ともに最終予選へと進む。その立役者の1人となった両国のスターは、フランス現地でも注目の的となっていたようだ。