【高校サッカー】長友流トレーニングで初戦突破の草津東が長友の母校・東福岡に挑む

次戦は長友の母校と対戦

 木場氏は、この日、そうした積み重ねたトレーニングをピッチ上でアウトプットした選手たちをたたえた。
「この日は後半もスタミナが落ちませんでした。球際も強かったし、ほとんど倒れなかった。後半相手の選手は何人か足がつっていましたが、草津東の選手は走りきれていましたね」
 「フィジカルの草津東」と恐れられるようになった草津東は2日の2回戦で優勝候補、東福岡高と対戦する。くしくも木場氏の弟子である長友の母校だ。アギーレ・ジャパンの一員としてアジアカップ2連覇に挑むダイナモは「試合は見られなかったけれど、優勝候補なので優勝してほしい」と母校にエールを送っている。長友流導入でフィジカル強化に成功した草津東と、長友の母校の対決は2回戦屈指の好カードとなりそうだ。
木場克己(こば・かつみ)
1965年12月、鹿児島県生まれ。アスリートウェーブ鍼灸整骨院アドバイザー、コバメディカルジャパン代表で体幹トレの第一人者。長友佑都、大儀見優季、熊谷紗希、金崎夢生らの専属トレーナー。9月に木場克己オフィシャルサイト(http://www.kobakatsumi.jp)を立ち上げ、「コバトレ」と呼ばれる独自のメソッドを育成年代に伝えようと研究を重ねる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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