攻撃陣の負傷相次ぐマンC、エースFWボニー獲得へ

 

2季連続2桁得点が確実視されるコートジボワール代表

 

 

 マンチェスター・シティが、スウォンジー・シティのコートジボワール代表FWウィルフリード・ボニーの獲得に乗り出すと英地元紙「テレグラフ」が報じている。

 現在、マンCはリーグ得点王のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの他にもボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ゼコやモンテネグロ代表FWステファン・ヨベティッチを負傷で欠き、リーグ戦直近の3試合はイングランド代表MFジェームズ・ミルナーを最前線にコンバートする、実質0トップのシステムで臨んでいる。

 この状況を受けたクラブ側は、首位チェルシーを追撃するべく、昨年の加入シーズンは17ゴール、今季はここまで8ゴールと、プレミアでインパクトを残しているボニーの獲得を画策。3000万ポンド(約55億円)を準備しているという。

 マヌエル・ペジェグリーニ監督も、1月の移籍市場でFWの補強に動く可能性を示唆している。

「今冬に交渉が行われる可能性を閉ざすようなことはしない。それが我々にアドバンテージをもたらすならね。我々は現在ネグレドをバレンシアにレンタルさせている。今は彼の代役を1月で確保するのかどうか判断しているところだよ」

 12月29日のリバプール対スウォンジーでは、ボニー視察のためアンフィールドに観戦に訪れたマンCディレクターのアイトール・ベギリスタイン氏の姿が確認されている。リーグ屈指の攻撃陣を擁しながら負傷離脱に悩まされている昨季王者が、首位奪還のためチームに新たな風を吹き込むのか。その動向が注目される。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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