トッテナム久保獲りへ 84億円オファー提示…スペイン報道「獲得の可能性をリード」
今夏の去就動向が過熱、英プレミア行きの可能性が浮上
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、イングランド1部のリバプールやアーセナルなどからの関心が報じられている。スペインメディア「Fichajes」は、元横浜F・マリノスの監督であるアンジェ・ポステコグルー氏が率いるトッテナムも獲得に乗り出すと報じている。
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今シーズン、公式戦39試合で7得点4アシストを記録している久保は、スペインリーグでも有数のウイングとして認識されている。久保とソシエダの間には6000万ユーロ(約101億円)の契約解除条項があると報じられているが、トッテナムは「5000万ユーロ(約84億円)という魅力的なオファーを提出した」と伝えている。
記事によれば「トッテナムはソシエダとより安い金額での交渉を求めるつもりだ。22歳という年齢で、日本人選手は今シーズン、その価値を示し7得点4アシストを記録している。ピッチ上での万能性、そして守備のバランスを崩す力が、前線に複数のオプションを持とうとするトッテナムの関心を持たせた」という。
さらに「トッテナムのオファーは試合を運ぶうえで重要なピースを失う可能性のあるソシエダにとって、チャレンジになる。現在、久保はソシエダと2029年までの契約を結んでいるが、魅力的なオファーが届けば、フロントの最終決定に影響を及ぼすこともある。大きな移籍金を得られれば、チームのほかのポジションを補強することができるようになるため、英国のクラブからのオファーには真剣に検討する可能性がある」と報じた。
そして「久保建英の未来は不透明だが、確実なのは彼の才能が移籍市場で見過ごされることがないということだ。獲得の可能性をリードするトッテナムだが、ソシエダがイングランドのクラブとの交渉に合意するか。そして久保が次のキャリアに新たな挑戦を求め、プレミアリーグへ渡ることを望むか、今後の動向が待たれる」と、まとめている。
プレミアリーグには多くの日本人選手がプレーするようになっているが、カタールW杯の最年少日本代表選手だった久保も、イングランドに渡ることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)