U-23中国代表の奮闘に「感動」 日本戦黒星も母国識者は健闘評価「今後に希望」

中国代表の奮闘を母国評価【写真:Getty Images】
中国代表の奮闘を母国評価【写真:Getty Images】

中国は西尾が退場して10人となった0-1で黒星

 パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップが、4月15日にカタールで開幕。U-23日本代表は16日にグループリーグ初戦で中国と対戦し、1-0で勝利した。中国は70分以上にわたって数的優勢ながら敗れた形になったが、前評判でも力の差が歴然としてただけに、中国国内ではポジティブは反応も多い。

 試合は前半8分に日本がMF松木玖生のゴールで先制。しかし、同17分にDF西尾隆矢が肘打ち行為でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入の末に一発退場。数的不意の日本は、その後中国の反撃に遭うも、なんとか逃げ切って白星スタートを切った。

 中国のジャーナリスト兼代理人の趙震(ジャオ・ジェン)氏は、中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」で、「0-1のスコアは受け入れられる。多くの人は11人対10人で追い付けたというだろうが、両チームの差は2点分以上だろう。また途中交代の選手がチャンスを作り、監督の采配も良かった。今後に希望が持てる」と前向きな反応を示した。

 また、浙江FCの番記者である徐毅(シュー・イー)氏も、「歴代で最も期待度が低かったチームが、日本相手にあと一歩で勝ち点取れるかもというところまで追いつめたことが、もはや感動だ」と、健闘したことを称えた。

 ただ、SNS上で話題になっているのは、後半にパワープレー要員として控えGKの于金永(ユ・ジンヨン)を投入した采配。この起用も含めて成耀東(チェン・ヤオドン)監督への批判が高まり、「早く辞めろ!」「残り2試合やらなくていい!」と、数的優位にもかかわらず追いつけなかったことに不満なファンも多いようだった。

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AFC U23アジアカップ カタール2024
グループステージ第2戦
UAE vs 日本
日時:4月19日(金)24時30分キックオフ
解説:林陵平
実況:桑原学
配信:DAZNにてライブ配信
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AFC U23アジアカップ カタール2024
グループステージ第3戦
日本 vs 韓国
日時:4月22日(月)22時00分キックオフ
スタジオ解説:小野伸二
解説:水沼貴史
実況:野村明弘
配信:DAZNにてライブ配信
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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