「これは凄い!」 甲府新スタジアム構想、リニア駅近の“AIイメージ”話題「最高」

甲府の新スタジアム構想が話題(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
甲府の新スタジアム構想が話題(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

甲府市にサッカー専スタ建設目指す任意プロジェクトが発足

 今季Jリーグで新スタジアムが続々と新設されたなか、J2ヴァンフォーレ甲府のホームタウンである山梨県甲府市にサッカー専用の新スタジアム建設を目指す任意プロジェクトが発足し話題に。将来的に開業を目指すリニア中央新幹線の駅近という好立地でのイメージ画像も公開され、注目を浴びている。

 2024シーズンを迎えるにあたり、J1サンフレッチェ広島、J3ツエーゲン金沢がサッカー専用スタジアムを新設して本拠地として使用。また、J2のV・ファーレン長崎でもアリーナ、ホテル、ショッピングモール、オフィスエリアを内包する複合的な新スタジアムの建設が進んでおり、今年10月の開業が予定されている。

 こうした流れのなかで、甲府市に行政に深く頼らない民間の力でサッカースタジアムを建設することを目指した任意プロジェクト(構想)が発足。「MWARENAproject(エムダブリュアレナプロジェクト/仮称)」とされ、「『スタジアムが山梨を変えていく』ことを信じてアクションを起こすことを決めました」としている。

 同プロジェクトの構想はコンパクトなスタジアムの建設。1万5000~2万人程度の収容で、ピッチと観客席が近いサッカー専用スタジアムの新設だ。公式WEBサイトによると、モデルは英1部プレミアリーグ・ボーンマスの本拠地バイタリティー・スタジアム。「地域密着の歴史を体現するようなみんなで盛り上がる、 四角いコンパクトスタジアム」の建設を目指すという。

 新スタジアムの建設候補地に挙げているのは、将来的な開業が予定されているリニア中央新幹線の山梨県駅(仮称)の目の前。東京(品川)と甲府間が約15分で結ばれる予定で、県内や東京他からの移住を促進し、サポーターを現在の2万人から4万人に倍増する計画もある。

 同プロジェクトの公式X(旧ツイッター)上にはAIで生成された新スタジアムのイメージ画像も公開され、SNS上で反響。ファンから「これは凄い!」「めちゃくちゃいい」「最高過ぎる」「リニア駅近は良さげだな」などの反応が上がり、「ぜひ甲府にサッカースタジアムを」と実現を希望する声も多数上がった。

 甲府に所属する現役Jリーガーもこのプロジェクトに注目。X上でリポストし「この県のもつポテンシャルが活かされると思う そして何よりこんなスタジアムでプレーしてみたい」(DF今津佑太)「このスタジアムでサッカーできたら最高」(FW水野颯太)との声を上げ、ムーブメントの波及に期待を寄せていた。

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