久保に「アジア最高を奪われた」 市場価格トップ2“明暗”韓国注目「キム・ミンジェ急落」
「トランスファーマルクト」が市場価格を更新
ドイツの移籍専門サイト「トランスファーマルクト」が市場価格を更新し、アジア人選手の最新トップ10が発表された。1位にはスペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(6000万ユーロ/約98億2700万円)が君臨。一方、評価を上げてきたドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの韓国代表DFキム・ミンジェは“下落”となり、韓国メディアは「アジア最高の座は日本の久保に奪われた」と注目している。
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「トランスファーマルクト」が発表したアジア人選手の最新市場価値トップ10には、日本人選手6人、韓国人選手4人がランクイン。10位に鎌田大地(1500万ユーロ=約24億5200万円)、9位には堂安律(1500万ユーロ)と続き、以下4位まではイ・ガンイン(2200万ユーロ=約36億円)、ファン・ヒチャン(2500万ユーロ=約40億9400万円)、伊藤洋輝(2500万ユーロ)、冨安健洋(3000万ユーロ=約49億1400万円)、三苫薫(4500万ユーロ=約73億7000万円)となった。
3位にはイングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン(5000万ユーロ=約81億9000万円)が入り、2位にはキム・ミンジェ(5500万ユーロ=約90億円)、そして1位には久保が名を連ねた。そんななか、韓国メディア「Insight」は「キム・ミンジェがプロデビュー後初めて下落を体験」とし、昨年12月に発表された市場価値から500万ユーロダウン評価となった事実に目を向けた。
キム・ミンジェは昨季、鉄壁の守備でイタリア1部ナポリに33年ぶりのタイトルをもたらす活躍を見せ、夏にアジア人歴代最高額の移籍金となる5000万ユーロ(約78億円)で強豪バイエルンに移籍。今季はシーズン序盤から主力として出番を重ねたものの、直近の試合ではベンチスタートが続いている。
前回発表時の市場価値では6000万ユーロだったものの、今回のランキングでアジアトップの地位を久保に譲ったことから「キム・ミンジェの価値急落…アジア最高価値の座を日本の久保に奪われた」と見出しを打ち注目。これまで順調に評価を上げてきた韓国人DFだが、序列で後手に回ったことを受け「このような評価に、初の価値下落を経験すると同時に、アジア最高の年俸の座を明け渡した」と見解が伝えられた。