U-16の国際親善試合で2戦合計イタリアを８発撃破

　ドイツ代表は現在、FIFAランキング16位の位置にいるが昨年までの成績は褒められたものではなかった。それでも指揮官を変え、徐々に復調。現地時間3月23日のフランス代表との国際親善試合で2-0と勝利した。A代表に続き、アンダー世代も好調のようだ。

　U-16ドイツ代表は今年に入って5戦負けなし。直近では3月22日のU-16イタリア代表との国際親善試合で3-0と快勝。25日にもイタリアと対戦した若きドイツイレブンは、再び大量得点での勝利を飾った。

　アンダー世代を率いるのはマルク＝パトリック・マイスター監督。22日の試合から8人を入れ替えて挑んだ一戦は、前半6分にホッフェンハイムユースのFWダビド・クレタのゴールでドイツが先制する。

　後半にはさらに攻撃陣が爆発。同8分にクレタがこの日2点目。同23分、36分、44分にもゴールを加えたドイツは5-0の無失点勝利を飾っている。

　ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、「U-16ドイツ代表はイタリア代表との2つのテストマッチを終え、さらに強さを示した」と、アンダー世代の成長を報道。クレタの2点目によって「これでイタリアの守備は崩れた」とFWの貢献を称えつつ「U-16ドイツ代表の3月のトレーニング・プログラムは、イタリア代表との2つのテストにおいて無傷の成績を残し大成功だった」と伝えていた。