日本戦“ドタバタ騒動”で「想定外の恩恵」 遠藤航の復帰にリバプール専門メディアが喜び
代表チームは解散となり、予定よりも早く各クラブへ
日本サッカー協会(JFA)は3月22日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮対日本戦の開催判断について、中立地でも行わず、中止すると発表した。これによって代表チームは解散となり、選手は予定よりも早く各クラブへと戻ることになる。
英国のリバプール専門メディア「Anfield Index」は「遠藤航の早期復帰にリバプールファンは安堵のため息」と今回の一件を伝えている。
W杯予選の中止という異例の事態だが、選手を送り出したクラブにとっては選手への負担が軽減されたという意味では歓迎すべき状況だろう。26日に予定されていた試合が中止となり、遠藤は21日の北朝鮮戦(1-0)におよそ30分間プレーしたのみで今回の代表活動が終了となった。
「リバプールのスター選手が国際任務から早期復帰へ。予期していなかった遠藤の復帰はクラブにとって戦術的アドバンテージになるかもしれない。この31歳の存在は選手層の厚みと戦術的柔軟性をもたらす。試合が重なるなかで、遠藤がトレーニングに復帰することは想定外の恩恵となる。早期復帰により、選手のリズムやフィジカルコンディションを乱しかねない移動などを避けることができる」
リバプールは3月31日にプレミアリーグ第30節で三笘薫が所属するブライトンとホームで対戦する。アジアカップも含め過密日程のなかでフル稼働を続けてきた遠藤は、思わぬ形で1週間の準備期間を得ることになり、これがリバプールにとって大きなプラス材料となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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