韓国代表を苦戦させた日本人監督…「選手たちには信念があった」W杯予選の健闘に脚光

タイを率いる石井正忠監督【写真:ロイター】
タイを率いる石井正忠監督【写真:ロイター】

タイを率いる石井正忠監督にAFC脚光

 タイ代表は3月21日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の韓国代表戦(アウェー)で1-1と引き分け、勝ち点1を奪った。タイを率いる石井正忠監督は、選手たちの信念を称えたとアジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えている。

 予選全体の3試合目となったゲームでタイは前半42分に相手エースFWソン・フンミンに先制点を許したものの、後半16分に途中出場のFWスファナット・ムエアンタが同点ゴール。このまま試合を終えてFIFAランク22位の韓国に対し、同101位タイが敵地で引き分けた。

 AFCによると鹿島アントラーズなどで指揮経験のある石井監督は試合後に「選手たちには信念があった。我々にはこの試合を勝ち抜く強度と能力があった」とコメント。予選全体の4試合目となる次戦はタイのホームに韓国を迎えるリターンマッチになるが「次の試合の勝者を予想するのは難しい。すぐに次の韓国戦があるので、そこに集中して準備していきたい」と話したという。

 これにより3試合を終えたC組は、韓国が2勝1分の勝ち点7で首位に立っているものの、タイと中国が勝ち点4で続く展開になっている。次の韓国戦をホームで迎えるタイの戦い次第では、一気に三つ巴の争いになる可能性もありそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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