契約解除金97億円は「安すぎ」 ソシエダ久保の獲得にプレミア3クラブが関心と海外報道
マンUとマンC、アーセナルが関心とスペインメディア報道
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英はチームの攻撃の中心を担い、今季の公式戦32試合に出場して7得点4アシストを記録している。この活躍を受けて、プレミアリーグの3クラブが獲得に関心を示していると、スペインメディア「EL GOL DIGITAL」が報じている。
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スペイン1部FCバルセロナの下部組織で育ち、名門レアル・マドリードにも所属した久保は、22歳にしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で16強に進出したクラブで、中心選手として活躍を見せている。
久保は今年2月にソシエダとの契約を2029年まで延長したものの、契約解除金については6000万ユーロ(約97億円)から変わっていないという。
記事では、「レアル・ソシエダは才能があふれ出しているタケ・クボのプレミア移籍を阻止できないことを理解できている。日本人アタッカーの役割は重要過ぎていて、クラブにとって契約解除金の金額は安すぎている。そして、複数のオファーがすでに彼の代理人に届いている。2029年までという期間も6000万ユーロという金額も、プレミアリーグのクラブを恐れさせるには至らない。イングランドサッカー界の経済力が高く、このような取引が可能なことを誰もが知っている。ロベルト・オラーベSDも、イマノル・アルグアシル監督もタケ・クボをとどめるためにできることが少ないことを理解している」と、プレミアクラブからオファーが届けば、クラブにとって難しい状況になる予想している。
そして、久保の獲得を望んでいるクラブについては、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティ、そしてアーセナルの3クラブの名前を挙げている。マンチェスターの2クラブに関しては、「エリック・テン・ハフ監督とジョゼップ・グアルディオラ監督が右ウイングに対して、どんなプロジェクトを示すか。ただし、日本人選手が主役にならないと、最高のものにはならない」と伝えた。
また、日本代表DF冨安健洋も所属しているアーセナル行きについては、「アルテタ監督のスタイルに合わない選手が数名いるため、選手交換の形で取引をする可能性がある」として、「いずれにせよ、日本のスター選手は片足をプレミアリーグに突っ込んでいる」と、夏に移籍する可能性が高いという見解を伝えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)