遠藤航を「今や誰もが知っている」 マンC戦MOM、デ・ブライネ封殺…圧巻プレーOB脱帽
シティとの首位攻防戦で躍動、クラブOBニール・メラー氏が絶賛
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は現地時間3月10日のプレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ戦(1-1)に先発フル出場し、相手のキーマンを封じ込めるなど出色のパフォーマンスを披露した。クラブ公式サイトでもOBによる称賛のコメントが紹介されている。
首位攻防の大一番で中盤のアンカーとして先発した遠藤は相手の攻撃の中心であるベルギー代表MFケビン・デ・ブライネらと再三マッチアップをするも、最終ラインの前で決定的な仕事をほとんどさせなかった。また、スペースを見つけて正確な縦パスを送り込むなど攻撃面でも貢献。攻守両面でキーポイントとなっていた。1-1で勝ち点1を分け合う結果となったなか、遠藤はリバプールのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されていた。
リバプールのOBで、現在はクラブ公式チャンネル「LFC TV」で解説などを務めるニール・メラー氏は「信じられない雰囲気の、素晴らしい試合」と称したこの天王山での遠藤の活躍に言及していた。
「遠藤はこの上なく素晴らしかった。彼が(リバプールに)やってきた時、彼のことをよく知る人はほとんどいなかったが、今や誰もが知っている。非常に重要なエリアで、彼がデ・ブライネの突破を阻止するために決めたタックルは本当に見事だった」
データ会社「オプタ」によれば、遠藤はこの試合でチームトップの走行距離12.16キロメートル、そして両チーム最多となる4度のタックルを記録していた。メラー氏は誰よりも長い距離を走り、そして世界屈指のプレーメーカーであるデ・ブライネを封殺した守備力に最大級の賛辞を送っていた。