本田がベンチ要員からも陥落!? ミランに新たな実力派ウインガー獲得の可能性が浮上

イタリア杯ではボランチとして出場も…

 ジェノアのセルビア代表FWダルコ・ラゾビッチと、ナポリの元イタリア代表MFエマヌエレ・ジャッケリーニの補強が、ミラン強化部の次善の策として検討されているという。

 仮にいずれかの補強が実現した場合、苦しい立場に追い込まれるのが現在のベンチ要員である日本代表FW本田圭佑だ。今冬のミラン残留が濃厚になっている本田は、25日のイタリア杯準々決勝ユベントス戦で、後半ロスタイムにボランチとして出場。だが、このポジションは主将MFリッカルド・モントリーボが膝の故障で長期離脱中だが、19歳の新鋭MFマヌエル・ロカテッリやクロアチア代表MFマリオ・パシャリッチらが台頭しており、チーム内では激戦区となっている。そのため、本田が今後も継続的に出場機会を得ていく可能性は低いと見られている。

 層の薄い両翼でサブに甘んじている以上、デウロフェウに続いて実力派ウインガーの獲得に成功した場合、昨季からのリーグ通算成績がわずか1得点3アシストの本田は、“パンキナーロ”(ベンチ要員)の座からも陥落する可能性が高まっている。栄光の背番号10を託されたレフティーは、ミランで危機的状況を迎えることになるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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