遠藤航が「リバプール成否分ける」と海外絶賛 “劇的飛躍”に驚き「夏に誰が考えたか」
今やアンカーの絶対的レギュラーへ…加入当初から“立場一変”に現地注目
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航はチーム内での評価を右肩上がりに上昇させ、今やアンカーの絶対的レギュラーの座を掴んでいる。英メディア「Sporting Life」は「遠藤が今季のリバプールの成否を分ける」とその重要さを強調した。
遠藤は昨夏、キャプテンを務めていたドイツ1部シュツットガルトからリバプールに電撃移籍。30歳でプレミアリーグデビューを飾った。前キャプテンのMFジョーダン・ヘンダーソン(現アヤックス)ら多くの主力選手が退団し、顔ぶれを一新した中盤で加入当初こそ出番は限られていたが、昨年末からスタメン出場を増やした。アジアカップでの途中離脱がありながらも、今やレギュラーに完全に定着し、ここまで公式戦28試合に出場し、2得点を決めている。
現地時間2月25日に行われたリーグカップ決勝のチェルシー戦では延長を含めた120分間フル出場で、1-0の勝利に貢献したことが記憶に新しい遠藤。記事では「ウェンブリーでのチェルシー戦で、このナンバー3(遠藤)は間違いなくキャプテンと同じくらい重要な存在だった」と決勝点を決めたDFフィルジル・ファン・ダイクに並ぶ勝利の立役者として絶賛されている。
加入当初には獲得に懐疑的な声も聞かれたが、そうした評価をプレーで一変させた。ここまで遠藤が先発した15試合、リバプールは13勝2分と無敗を維持するなどチームへ与える影響は非常に大きい。リーグカップだけでなく、プレミアリーグやFAカップ、そしてUEFAヨーロッパリーグなどさらなるタイトルを狙ううえで必要不可欠な存在だと太鼓判を押されている。
「遠藤がフィットし続けることが、今季のリバプールの成否を分けるかもしれない。夏に誰がこのようなことを考えていただろうか」
日本代表キャプテンのさらなる活躍から目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)