遠藤航は「模範的な移籍」 リバプールの得た“利益”に海外注目「まさに掘り出し物」
加入から半年で評価一変
日本代表キャプテンのMF遠藤航は昨夏にドイツ1部シュツットガルトからイングランド1部リバプールへと電撃移籍。加入から半年が経ち、不動のレギュラーの1人となっている。海外メディアでは「模範的な移籍」として称賛されている。
リバプールは中盤の補強に動いた昨夏、エクアドル代表MFモイセス・カイセドやベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(ともにチェルシー加入)をメインターゲットに定めていたが、獲得に失敗。その代わり、移籍市場終盤に遠藤らを獲得していた。
遠藤はイングランドで馴染みの深い選手ではなかったこともあり、当初は獲得を疑問視するような声も多く上がった。しかし、日本代表MFはピッチ上で結果を残し、信頼を獲得。今ではユルゲン・クロップ監督率いるチームで不可欠の選手となった。
米メディア「Forbes」は「一時しのぎだったリバプールの戦士、遠藤航は模範的な移籍になった」と特集。「クロップが求めているもの、つまり一生懸命に走ること、インターセプト、ボールを奪い返すという点に関しては、彼はまさに掘り出し物だった」と高く評価した。
そして、日本代表でキャプテンを務める遠藤にはチームを牽引するリーダーとしての資質があること、そして30歳という年齢を感じさせずに長期的に活躍できるポテンシャルを示している点に触れたうえで、「遠藤は世界中のサッカー界で注目される選手ではないかもしれないが、このようなクレバーの移籍は利益をもたらす」と遠藤の補強がリバプールにとって賢明なものだったと強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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