浦和がホーム開幕戦へ…“5万超”サポーターの期待 指揮官は注目FWのベンチ入り示唆

浦和はホーム開幕戦で東京Vと対戦【写真:(C) URAWA REDS】
浦和はホーム開幕戦で東京Vと対戦【写真:(C) URAWA REDS】

3日の東京V戦でソルバッケンがメンバー入りする可能性も

 浦和レッズのペア・マティアス・ヘグモ監督は、3月1日に定例のオンライン会見を実施。3日にホーム開幕戦で対戦する東京ヴェルディ戦にノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンがベンチ入りする可能性を提示し、「この試合ではもしかしたら5万5000人くらいのサポーターに会えるかもしれないので楽しみにしている」と、満員のスタンドに期待を込めた。

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 浦和は今季ヘグモ監督が就任し、4-3-3システムの導入を明言して沖縄県でのトレーニングキャンプなどを通じて準備してきた。その花形ポジションでもあるウイングにはソルバッケン、FW前田直輝、FW松尾佑介と破壊力のある3枚を補強。ギニア代表FWホセ・カンテが引退したセンターFWは、FWチアゴ・サンタナを獲得した。また、ヘグモ監督が指揮を執っていたスウェーデン1部ヘッケンからは、チームの中心だった同国代表MFサミュエル・グスタフソンを獲得。そうした意味でもファン・サポーターに期待を持たせるオフを過ごした。

 そうした要素もあってか、ホーム開幕の東京V戦はクラブによると2月29日時点でチケットの発券枚数が5万枚を超えたという。実際に5万人以上の来場となれば、ホーム開幕戦という条件においては、2013年の名古屋グランパス戦以来のことだという。また、キャプテンの酒井宏樹を前面に打ち出した交通広告を、クラブの地元である浦和駅や埼玉スタジアムの最寄り駅の浦和美園駅など6駅7か所で実施。浦和レッズOBの福田正博氏と東京ヴェルディ(当時ヴェルディ川崎)OBのラモス瑠偉氏による特別トークショーも実施予定だ。

 ヘグモ監督は2月25日に横浜F・マリノスと国立競技場で開幕戦を戦った東京Vを現地視察する姿があった。その対戦相手について「非常にまとまったチームだと思う」として、「4-4-2で非常にまとまっていて、2トップからプレスが始まって場合によってはセンターバックが前に出て守備をする。このようなチームに対して裏に抜けるランニングは効果的だろう。ピッチのあらゆるところで2対1の状況を作れたらと思う」と話した。

 アウェーで迎えた2月23日のサンフレッチェ広島との開幕戦を0-2で敗れたが、そのゲームを欠場したソルバッケンについて指揮官は「全体練習に復帰し、試合に向けて準備を始めたが、昨日は練習で少し打撲。本日は別だった。明日の状況を見てベンチに入る可能性はある」と、ベンチ入りする可能性があると話した。

 ヘグモ監督は「広島戦でも5000人、6000人のサポーターは見たが、この試合ではもしかしたら5万5000人くらいのサポーターに会えるかもしれないので楽しみにしている。(イングランド)プレミアリーグと比較してもトップクラスのクオリティーがあるサポーターだと思う。攻撃的なサッカーをお届けしたい。彼らが楽しめるものにしたい。そして、恐れずにトライする選手の姿を見せたい」と、ホーム埼玉スタジアムでの初采配となるゲームに向け意欲を示していた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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