開催国ガボンの早期敗退にオーバメヤンが怒り爆発 「監督交代など全てが簡単にはいかなかった」

ホスト国として挑んだアフリカネーションズ杯で、まさかのGL敗退

 ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、開催国として臨んだアフリカネーションズカップでのグループステージ敗退を受けて「準備が足りなかった」と怒りを爆発させている。英公共放送「BBC」が報じた。

 ガボンはカメルーン、ブルキナファソ、そして今大会唯一の初出場国となるギニアビサウと同じグループAに入った。結果は3戦3分、勝ち点3の3位でグループリーグ敗退となった。オーバメヤンはチームの全得点(2得点)を叩き出したが、結局1勝も挙げられないまま大会から姿を消すことになった。0-0で終わったカメルーン戦では、ゴールまで2メートルという至近距離でのチャンスでシュートミスを犯すなど、エースとしてチームを勝利に導くことができなかった。

 オーバメヤンは母国開催の大会での不甲斐ない結果に、怒りを露わにしている。カメルーン戦では試合終了後にボールを蹴り飛ばし、誰とも握手をせずにピッチを立ち去った。ホセ・アントニオ・カマーチョ監督からたしなめられたが、湧き上がる怒りは収まらなかった。

「もちろん全員が失望している。こんな状況では当たり前のことだ」

 ブンデスリーガでゴールを量産する大会屈指のスターは、チームの準備不足が敗退の原因だったと指摘。「僕らは予定通りにスタートすることができなかった。スタートが少し遅かったんだ」と不満をぶちまけた。

 

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