トップ下出場の岡崎、試行錯誤のシステムに本音 「後から変えて、その方が機能していた」

22日のサウサンプトン戦は中盤ダイヤモンド型の4-4-2を採用

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は0-3で完敗した22日のサウサンプトン戦に先発出場したが、見せ場を作れず後半18分に途中交代した。トップ下でプレーした岡崎はシステム変更がうまく機能しなかったと振り返っている。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 レスターはサウサンプトンを前に為す術なく敗れた。前半にMFジェームズ・ウォード=プラウズとFWジェイ・ロドリゲス、後半にはMFドゥサン・タディッチにゴールを許し、敵地で0-3と完敗した。

 アフリカネーションズカップに参戦中のため、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズ、同FWイスラム・スリマニという2人のアタッカーを欠くレスターはシステム変更を余儀なくされている。昨季から中盤をフラットに並べる4-4-2システムが基本形だが、この試合は中盤がダイヤモンド型の4-4-2を採用。岡崎はその頂点となるトップ下で出場。その前にFWジェイミー・ヴァーディとFWデマライ・グレイが並んだ。

 しかし、レスターは攻守に精彩を欠いた。岡崎は「タフな試合だった。彼ら(サウサンプトン)は上手くゲームに入り、自分たちの試合をした。その一方で、うちはそれができなかった」と振り返っているように、相手に主導権を握られ、レスターに決定的なチャンスと呼べるものはほとんどなかった。岡崎も慣れないシステムやポジションでの戦いに苦戦していたことを認めている。

 

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