久保建英「ルールで認められると聞いていた」 バーレーン戦VAR認定ゴールは“計算済”【アジア杯回顧】
後半4分、敵陣ペナルティーエリア内でボールを拾ってそのままシュート
2024年のアジアカップでは数々の反響シーンがあったなか、今回は日本代表MF久保建英が決勝トーナメント1回戦バーレーン戦(3-1)で決めた大会初ゴールを振り返る。
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グループリーグを2勝1敗(D組2位)で勝ち上がった日本は、決勝トーナメント1回戦ではバーレーンと対戦。前半31分にDF毎熊晟矢の弾丸ミドルがポストに当たって跳ね返ったところに反応したMF堂安律が蹴り込んで、日本が先制に成功する。
さらに後半4分、敵陣でボールを奪った久保がチャンスを創出。ゴール前に出したパスを相手選手がクリアし、そのこぼれ球をペナルティーエリア内で拾った久保が反転してそのまま左足シュートを流し込んだ。
当初はオフサイド判定となったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオンフィールドレビューが行われ、ゴール判定に変更。久保も笑顔を覗かせ、歓喜の輪の中でチームメイトに頭を叩かれて祝福される微笑ましい光景が広がった。
オウンゴールで1点を返されたあとの後半27分にはFW上田綺世が加点し、日本は3-1で勝利。殊勲の久保はゴールシーンについて「事前のルールガイドでああいうのはゴールとして認められると聞いていたので、オフサイドと分かっていたけどシュートを打って決まって良かった」と、認められることを確信していたと明かした。
2月3日に行われた準々決勝イラン戦でも先発出場した久保だったが、チームは1-2で敗れてベスト8敗退。試合後には、茫然とする失意の様子が日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネル「JFATV」の「Team Cam」でも収められていた。
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