ファンウェルメスケルケン際が川崎初ゴール

　日本サッカーのシーズン幕開けを告げる、昨季のJ1王者ヴィッセル神戸と天皇杯王者の川崎フロンターレが対戦するFUJI FILM SUPER CUP（富士フイルムスーパーカップ）が2月17日に国立競技場で行われ、川崎が1-0で勝利した。この試合で新加入のDFファンウェルメスケルケン際が決勝ゴールを決め、注目を集めている。

　川崎は13日にAFCチャンピオンズリーグ（ACL）の決勝トーナメント1回戦の初戦で山東泰山（中国）とアウェーで対戦したなか、スタメンを11人全員変更。主力のMF家長昭博、MF脇坂泰斗らはベンチ外の大胆采配となった。

　試合は0-0で迎えた後半3分、右サイドで得たフリーキックをMF山口蛍がクリアするも、間合いを詰めたファンウェルメスケルケン際がブロック。ボールはそのままゴールへ吸い込まれ、川崎が先手を取った。

　その後、川崎が最後まで1点を守り切り、1-0で完封勝利。Jリーグ公式X（旧ツイッター）では、試合後にファンウェルメスケルケン際とサポーターが声を掛け合う様子が公開された。

　ファンウェルメスケルケン際がスタジアムのファン・サポーターにメッセージを送ると、ファンも呼応し、新チャントで決勝ゴールを決めた新加入DFを称えた。コメント欄では、「フロサポの心鷲掴み」「爽やかイケメンヒーローが爆誕してる」「惚れてしまうじゃないか」「眩しいくらいの好青年」「人柄も良すぎる」「俳優の誰かに似ている…」など、反響の声が上がっていた。

　29歳ながらJリーグ初挑戦のファンウェルメスケルケン際。オランダでキャリアを歩んだ逆輸入DFが今季のJ1注目の1人になりそうだ。