遠藤航の“アシスト未遂”に脚光 アジア杯後初戦のパス数値を現地評価「リバプールに欠かせない」
アジア杯後、初のリーグ戦スタメン出場
イングランド1部リバプールは現地時間2月10日、プレミアリーグ第24節でバーンリーと対戦し、3-1で勝利した。日本代表MF遠藤航はスタメン出場で勝利に貢献したなか、リバプール専門サイト「Anfieldindex」では、「リバプールの戦い方に欠かせない存在になっている」と評価した。
バーンリー戦では遠藤をアンカーに据え、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとMFカーティス・ジョーンズの3人で中盤を構成。遠藤は中盤の底でボール奪取から前線にボールをつなぐなど、存在感を見せた。
データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によると、遠藤はバーンリー戦で2本のキーパスを記録し、1つのビッグチャンスクリエイトをマーク。後半アディショナルタイム、自陣でボールを拾った遠藤は、ダイレクトパスでウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスのGKとの1対1の決定機を演出していた。
これを受け、専門サイト「Anfieldindex」では、「このミッドフィルダーはボールを常に受けられる状態で、84回タッチし、68本のパスのうち60本を成功させ、成功率は88%だった」と、遠藤のパススタッツを紹介し、「彼は賢いパスでリバプールの戦い方に欠かせない存在になっている」と、攻撃面でのプレーを評価した。
そして、スポーツチャンネル「DAZN」で遠藤のプレーシーンが公開されると、「イキイキしてる」「自信に満ち溢れている」「代表とは別物のプレー」「ボール受けた瞬間にパスコースが見えるのがスゴイ」「まさに攻撃の起点」など、称賛の声が上がっていた。
惜しくもゴールとはならなかったが、自陣からのロングパスでビッグチャンスを演出した遠藤。守備面での貢献はもちろん、攻撃面でのプレーぶりにも期待が高まっているようだ。