オーストラリアがアジア杯ベスト8入り一番乗り! 健闘インドネシアに4-0で勝利

豪州が4発快勝でベスト8入り一番乗り【写真:ロイター】
豪州が4発快勝でベスト8入り一番乗り【写真:ロイター】

サウジアラビアと韓国の勝者とベスト8で対戦へ

 アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは1月28日に決勝トーナメント1回戦が行われ、優勝候補の一角オーストラリアがインドネシアを4-0で下して8強入りした。

 オーストラリアはB組を首位通過し、インドネシアは日本も入ったD組で勝ち点3の3位だったが、グループリーグ最終戦の結果により最後の切符を勝ち取った。

 その対戦は前半12分、オーストラリアが右サイドに攻撃を展開すると、MFジャクソン・アーバインがクロス。これが目の前で対応していたインドネシアDFエルカン・バゴットに当たってコースが変わり、絶妙なコースを突いてゴールへ。オーストラリアにとってはラッキーな形で1-0とスコアが動いた。

 その後も全体的にはオーストラリアがペースを握るものの、インドネシアが敵陣に入れば鋭い攻撃を見せる場面もあった。その中で前半終了間際、オーストラリアが右から入れたクロスがゴール前を横切るとファーサイドでMFマーティン・ボイルがダイビングヘッドで押し込んで2-0としてハーフタイムを迎えた。

 後半は前評判以上にインドネシアが攻撃を仕掛ける時間を増やし、オーストラリアはシュートまで持ち込めないような時間が続いた。それでも、オーストラリアが2点リードを生かして無理なプレスに出なかった面もあり、試合が膠着して進んでいった。

 後半の半ばにはハーフウェーライン付近でインドネシアのFWラファエル・ストラックとオーストラリアDFゲティン・ジョーンズが際どい接触。この接触に腹を立てたか、ジョーンズは起き上がり際にストラックに足を引っ掛けて報復と見えるような行為を行った。これにはインドネシアの選手たちも怒りを見せて詰め寄ったが、レフェリーはジョーンズにイエローカードを提示して処理。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)もチェックはしているものの、オンフィールドレビューの進言などはしなかった。

 オーストラリアは試合終盤にクロスのこぼれ球をFWクレイグ・グッドウィンが押し込んで3点目を挙げると、アディショナルタイムにも追加点を挙げて4-0の勝利。準々決勝では、サウジアラビアと韓国の勝者と戦う。休養日がこの両チームより2日間多い戦いになるだけに、オーストラリアにとってはいい形で大会を進めていると言えそうだ。

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