セルティックFW補強にクラブOB一刀両断 エース古橋より見劣り「買うべきでない」

セルティックでプレーする古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックでプレーする古橋亨梧【写真:ロイター】

リーグ内で活躍するストライカーの補強が噂もOBが異論

 スコットランド1部セルティックは今冬の移籍市場でストライカーの補強が噂されている。しかし、クラブOBのピーター・グラント氏はエースのFW古橋亨梧や韓国代表FWオ・ヒョンギュらを超えるクオリティーの選手でなければ、獲得する必要はないと持論を展開している。セルティック専門メディア「67 Hail Hail」が報じた。

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 セルティックは今月16日、オーストリア1部ラピド・ウィーンからドイツ人FWニコラス・キューンを獲得。日本代表FW前田大然らの不在で手薄になっていたサイドのポジションを強化している。

 さらに、古橋の負担を軽減するために、ハーツのスコットランド代表FWローレンス・シャンクランドや、アバディーンの北マケドニア代表FWボヤン・ミオフスキといった同リーグ内で活躍するストライカーの補強も噂されている。

 そうしたなか、クラブOBのグラント氏はFWの新戦力獲得についてスコットランドのラジオ「Go Radio」で「興味深い話だ。だが、それがより良い選手たちでないなら、買うべきではない」と見解を示していた。

「重要なポジションで誰かを連れてこようとする時、私はいつもこう考えている。新しい選手がトレーニンググラウンドにやってきて、今いる選手たちの前で『ワオ、何かが違う』と思われるような違いを生み出せなければならない。

セルティックに新しいセンターフォワードという話が出ているが、オ・ヒョンギュも戻ってくるし、キョウゴがいる。前田がそこでプレーすることもあるだろう。我々が連れてくる可能性がある選手を見ろ。彼らのほうがより優れているか?答えはノーだ。なぜお金を無駄にする必要があるんだ?」

 アジアカップ参加組の再合流はまだ先になるが、絶対的エースの古橋はチームに残っている。グラント氏は古橋の立場を脅かすような選手でなければ、急いで獲得に動く必要はないと感じているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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