遠藤が「91%のパフォーマンスを披露」 インドネシア戦活躍にリバプール専門メディア喜び
日本はインドネシアに3-1で勝利
日本代表は現地時間1月24日、アジアカップのグループリーグ第3節でインドネシアと対戦し、3-1で快勝を収めた。主将のMF遠藤航は先発フル出場で勝利に貢献したなか、所属チームであるリバプールの専門メディアは「ワタル・エンドウは日本代表のキャプテンとして91%のパフォーマンスを披露」と取り上げている。
日本は第1節ベトナム戦を4-2で勝利したものの、第2節イラク戦では1-2と敗れ、首位突破の可能性が消滅。決勝トーナメント進出に向け、最終節インドネシア戦を迎えた。開始早々の前半2分、上田がペナルティーエリア右でボールを受けた際、相手DFに抱え込まれる形で転倒。一度は流されたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による介入でオンフィールドレビューが実施され、主審はPKの判定を下した。
上田自身がキッカーを務めると、力強いシュートをゴール左に突き刺し、前半6分に先制した。さらに後半7分、左サイドを崩した日本は、MF堂安律がグラウンダーのクロスを入れると、ニアで久保が潰れ、ファーに走り込んだ上田が無人のゴールに流し込み、追加点を記録。後半43分には上田が再びゴールネットを揺らし、ハットトリック達成かと思われたが、これはオウンゴールの判定に。
日本は終盤に1点を返されたものの、3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を果たした。先発フル出場の遠藤は攻守にわたって安定したプレーを示したなか、リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」は「ワタル・エンドウは日本代表のキャプテンとして91%のパフォーマンスを披露」と見出しを打ち、試合中に77本のパスを成功させ、91%の成功率を叩き出していたことを説明している。
記事では「第2戦で日本が敗れた際、ワタルが早めにリバプールに帰還することを期待していたファンもいるかもしれないが、我々のMFが好プレーを見せるのは嬉しいことだ」と、遠藤の活躍に喜びを示し、「大会の残りの期間でフィットネスに問題が生じないことを願っている」と、負傷なくリバプールに戻ってくることを祈っていた。