インドネシアサポーターが駆け付ける

　森保一監督の率いる日本代表は1月24日、アジアカップのグループリーグ第3戦でインドネシア代表と対戦。試合に先立って会場のアルトゥマーマ・スタジアムではスターティングメンバーが発表された。

　日本代表は初戦のベトナム戦で苦戦しつつも4-2で勝利。第2戦のイラク戦では前半5分に先制されて、前半の終了間際にも失点、MF遠藤航のゴールで1点を返したものの、1-2の敗戦を喫してしまった。引き分け以上で2位突破が決まる一戦で、全力で目の前の勝利を掴み取る。

　再スタートとなるインドネシア戦。イラク戦からメンバー8人を入れ替え、GKは鈴木彩艶、最終ラインには冨安健洋、町田浩樹のセンターバックに左サイドバックは中山雄太、右サイドバックに毎熊晟矢が入る。ボランチは遠藤航と旗手怜央、2列目は中村敬斗、久保建英、堂安律だが、遠藤がアンカーに入り、旗手と堂安がインサイドハーフに入る4-1-4-1の可能性もある。1トップは上田綺世が今大会初先発を飾る。

　そのなかで、会場でスタメンが発表されると、日本のメンバーが読み上げられた際に拍手がほとんどなかった。一方、インドネシアの発表では太鼓の音に合わせて声援が上がった。

　カタールにはインドネシアから多くの出稼ぎ労働者がおり、平日にもかかわらず、観戦に訪れている模様。日本にとっては再び“アウェー”な雰囲気となりそうだ。