遠藤航が語る中東勢との“熱量”の違い「何くそと思って向かっていかなければ」【現地発】

遠藤航がスタジアムの雰囲気について言及【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
遠藤航がスタジアムの雰囲気について言及【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

練習前に約30分のミーティング…選手からの意見も

 日本代表は1月21日、アジアカップ・グループリーグ(GL)第3戦インドネシア戦に向けてドーハ市内で練習を行った。MF南野拓実(ASモナコ)がコンディション調整のため別メニューで調整。冒頭15分を公開し、MF三笘薫(ブライトン)も全体練習で汗を流した。練習前には約30分間のミーティングを実施。ここまでの2試合に先発したMF遠藤航(リバプール)主将は反省から得たものと、中東で戦ううえでの“熱量”について話した。

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 遠藤はGL初戦のベトナム戦(4-2)とイラク戦(1-2)に連続で先発出場。特にイラク戦は3万8000人超えのサポーターが駆け付け、“超アウェー”の雰囲気となった。飲み込まれるように前半5分で失点。相手に圧倒されるシーンもあった。

「熱量というか、イラク戦に関してはサポーターも含めて相手の方が熱量がある。あの試合でアウェーの雰囲気を作られるというのは熱量の部分もある。それは別に日本のファンが来ていないから悪いというように俺らが言い訳するわけではないけど、サッカー熱とか、自分たちの国民性ももしかしたらあるかもしれない。リバプールでやっていてもそうですけど、サポーターの雰囲気とかが作る熱量とかって間違いなく結果に左右すると思っている。そこも含めて自分たちもそういう中でも『何クソ』と思って向かっていかなければいけない。そこは戦術とかではなくベーシックな部分というか、戦う気持ち的な部分、説明するのは難しいですけど、そういった熱量とかをちゃんと高くチームの中で保てるかはチームの中でキーとなると思います」

 ミーティングでは選手からの意見を交換する場面もあった。遠藤は「今日はディスカッションというか自分も含めて選手もいろいろな話をしていたので、その分ちょっと長くなった」と言い、特にディフェンスラインのリスクマネジメントや、うしろからの押し上げについて話し合ったという。第3戦のインドネシア戦ではドロー以上でグループ2位通過が決まる。だが、遠藤は「間違いなく引き分け狙いはしないので、とにかく勝ちに行く」と誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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