細谷真大、パリ世代GK鈴木と“反省会”「今後がすごく重要」 上田の助言に感謝「すごく仲良く」【現場発】

細谷真大(右)が上田綺世との関係性に言及【写真:Getty Images】
細谷真大(右)が上田綺世との関係性に言及【写真:Getty Images】

イラク戦に向けてトレーニング

 日本代表は1月17日、カタール・ドーハでアジアカップ・グループリーグ第2戦イラク戦(19日)に向けて練習を冒頭40分間公開した。MF三笘薫も約30分間の部分合流、DF渡辺剛が別メニューで調整した。14日の第1戦ベトナム戦では苦戦しつつも4-2の白星スタートを切った森保ジャパンだが、1トップで先発出場したFW細谷真大は“先輩”FW上田綺世から声を掛けられたといい、関係性について明かした。

 ベトナム戦の翌日の練習でも並んでランニングしていた細谷と上田。最近では練習前や練習後でも2人で一緒にいる姿がよく見られている。細谷はなかなか自分の力が発揮できず悔しい思いをしたベトナム戦後にも上田から声を掛けられていたという。

「もちろんゲームのところでも、終わった後に話をしましたし、ポジションも同じなので、すごくコミュニケーションを取りやすい。この遠征期間にすごく仲良くさせてもらっています。慰めみたいのはなかったですけど、試合通して内容のコミュニケーションというところはやっぱり難しかったよねという話はしましたね」

 初戦はハーフタイムで交代。ほろ苦いアジア杯デビューとなった。

「ゲーム内容もそうですし、だからそれを言い訳にするというわけにはいかないので、しっかり代表としての結果も残せたと思うので、そういったところも含めてもっとできたんじゃないかなと思います」

 同じパリ五輪世代のGK鈴木彩艶も同じく初戦の先発メンバーに名を連ねたが、2失点。2人で「あまり両方とも上手くいったプレーは多分できなかったと思う。今後がすごく重要になってくるなというのは話しました」と、気合を入れ合ったという。

 そのなかで、改めて上田の存在に感謝。「多分同じポジションで、年下が来るとあんまり仲良くしてくれる選手も少ないと思う……でも、そういった意味もすごくやりやすくやらせてもらっています。(上田のシュートについて)そこを自分は聞いていないので、独特のシュートスピードはあると思うので、いつか聞きたい」と、“綺世塾”への入塾も希望していた。

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