田中碧、アジア杯代表落選も「予想外の朗報」 驚き露わのドイツ紙指摘「本人には痛手だが…」
アジア杯に挑む日本代表メンバー26人を発表、田中落選に現地紙注目「意外にも…」
森保一監督率いる日本代表は1月1日、今月12日に開幕するアジアカップのメンバー26人を発表した。MF田中碧(デュッセルドルフ)が落選となり、ドイツ紙は「これは必ずしも予想されたことではなかった」と驚きを露わにした一方、「予想外の朗報」とポジティブな側面も報じている。
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元日のタイ代表戦で5-0と快勝後、日本代表はアジアカップに挑むメンバーを発表。ドイツ紙「EXPRESS」が注目し、「日本は元日にアジアカップの最終メンバーを発表した。日本代表の森保一監督は意外にもデュッセルドルフのスター、田中碧を選ばなかった」と伝えている。
記事では驚きをもって報じており、「これは必ずしも予想されたことではなかった。代表メンバーが発表された日、田中は東京で行われたタイ代表と親善試合(5-0)でピッチに立ち、ゴールを決めていた」と、タイ戦での活躍にも触れた。
2022年カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表メンバーとして活躍し、以降もコンスタントに代表戦で出場した田中について、「田中は代表戦で成功を収めてきた。直近の代表7試合で4ゴールを記録。サムライブルーはデュッセルドルフの選手がピッチにいる時に無敗を維持した」と言及し、9月のドイツ遠征についても取り上げている。
「9月9日のドイツ代表戦で田中は途中出場し、4-1でセンセーショナルな勝利を収め、その3日後のトルコ代表戦は4-2で勝利し、田中は日本代表のキャプテンを務めた。それでも田中はアジアカップのメンバーから外れた」
ドイツ紙にとっても意外な落選となったものの、「鎌田大地(ラツィオ)と古橋亨梧(セルティック)もメンバーから外れた。田中本人にとっては間違いなく痛手だが、フォルトゥナにとっては予想外の朗報となった」と続けており、戦力を確保したデュッセルドルフにとってはポジティブな一報と受け止めていた。