久保建英を「マンUは獲得したい」 “78億円オファー”浮上に海外注目「日本人選手に賭ける」
イングランド1部の名門マンU、来夏獲得へ本腰か
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の獲得を巡り、イングランド1部の名門マンチェスター・ユナイテッドが本腰を入れる可能性が浮上。英メディアでの報道を受け、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「来年の夏のマーケットに実現する計画を具体化する意向」だと伝えている。
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英紙「ザ・サン」が伝えたところによると、ユナイテッドはチーム内で評価を落としつつあるブラジル代表FWアントニーの代役として久保に白羽の矢を立てた模様。同クラブは今季、久保を視察するためにスカウトを7回派遣しており、「4300万ポンド(約78億円)程度の移籍金を受け入れるだろう」としている。
この一報を受け、「ムンド・デポルティーボ」紙は「マンUは久保を獲得したい。プレミアリーグのクラブ関係者らはすでに関心を表明しており、いずれにせよ1月ではなく来夏のマーケットに実現する計画を具体化する意向を示している。日本人選手に賭ける用意がある」と伝え、ソシエダで受け取る報酬の5~6倍を提示すると指摘した。
久保の去就報道を巡っては、これまで昨季まで保有権を保持していた古巣レアル・マドリードをはじめ、イングランド1部マンチェスター・シティなど欧州名門クラブからの関心が浮上。有力候補の1つとされてるレアルは、久保が売却される場合の専売権、および、移籍金50%のキャピタルゲインを得る権利を保持しているとされる。
ソシエダのジョキン・アペリバイ会長は今年10月、「タケの権利は我々が100%持っている」と自チームの選手であることを強調も、「危険は常に存在する。新しい契約を結ぶかどうかは、タケが目標を達成するかどうかにかかっている」とも指摘。今季オフの動向が早くも注目を集めるなか、イングランド名門入りは実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)