セルティック、リーグ戦10年ぶりの2連敗 ロジャーズ監督が陳謝「本当にみっともない」
ハーツに0-2で敗戦、ホームでの連続無敗記録も「52」でストップ
スコットランド1部セルティックは、12月16日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第18節で3位のハーツに0-2で敗れ、2013年以来、実に10年ぶりとなるリーグ戦2連敗を喫した。歴史的な敗戦の後、ブレンダン・ロジャーズ監督はチームのパフォーマンスについて謝罪している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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前節キルマーノックに1-2の逆転負けを喫したセルティックは、前半にセットプレーから2ゴールを許してしまう。チームのエースでもある日本代表FW古橋亨梧は、この試合にフル出場したものの0-0で迎えた決定機を生かせずに、リーグ戦5試合連続でノーゴールとなった。日本代表FW前田大然は途中出場して、負傷から復帰したものの流れを変えることはできなかった。
ファンの怒りを理解したロジャーズ監督は、「サポーターに謝りたい。私はこれまでパフォーマンス面で、そうする必要性を感じたことがなかったが、今日は別だ。謝罪に値する」と詫びた。
そして、「12月の中旬に6万人を超えるファンが集まってくれたなかで、野心と情熱に欠けた試合は、本当に本当にみっともない。チーム全体というわけではなかった。カラム・マグレガーは素晴らしく、チームを勢いづけようとしていたし、もう1人、2人いたと思う」と、評価するべき選手もいたと語った。
現在、暫定首位にとどまっているセルティックだが、勝ち点差「5」で2位のレンジャーズは消化試合数が2試合少なく、逆転される可能性もある。ホームでの連続無敗記録も「52」でストップしたセルティック。すでにUEFAチャンピオンズリーグやリーグカップでも敗退しているなかで、ノルマともいえるリーグ3連覇は実現できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)