浦和DF酒井宏樹、土壇場でクラブW杯メンバー入り 髙橋利樹の出場回避で滑り込む【現地発】

浦和の酒井宏樹【写真:徳原隆元】
浦和の酒井宏樹【写真:徳原隆元】

初戦の24時間前に不測の事態があれば選手入れ替えが可能

 浦和レッズは、12月15日のクラブ・ワールドカップ(W杯)の初戦を前に登録23人のメンバーのうちFW髙橋利樹から主将のDF酒井宏樹へ交代したことを明らかにした。

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 国際サッカー連盟(FIFA)からは、すでに大会へ臨む各クラブの23人が発表されている。一方で、初戦の24時間前までは不測の事態があれば選手を入れ替えることができる。浦和はアクシデントの可能性を加味して、登録23人に加えて18歳MF早川隼平と酒井が同行して25人態勢を組んでいた。

 そうしたなかで、11月29日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)武漢三鎮(中国)戦で試合中に相手選手からのヒジ打ちを受けて負傷した髙橋は、浦和スタッフによると「頭部外傷の復帰過程で、全体練習には合流していたのは事実です」としながらも、「クラブW杯という高強度かつ肉体的接触プレーの衝撃も明らかにJリーグ以上が想定されるため、12月14日時点での頭部全体の回復状態を考慮し、クラブW杯の試合出場は厳しいという最終判断となりました」と、メンバーから外れることが決まったという。

 そのうえで、初戦の24時間前に「代わりの選手については、バックアップメンバー2名(酒井と早川)から総合的な判断により、酒井選手がメンバー入りとなっております」と浦和のスタッフが明かした。

 酒井はプレシーズンから不安を抱えながらプレーしていた右膝半月板損傷の手術を11月上旬に行った。全治3か月という発表からもクラブW杯への出場は現実的ではなかったが、サウジアラビアにその姿はあった。GK西川周作は「やはり大きいですね」と話し、「彼のプレーする、しない関係なしに、彼の存在だったり、経験値がやっぱり素晴らしいところがある。彼の落ち着き、言葉は若手にとってもプラスになるんじゃないかと思うし、できるんじゃないかっていうくらいやっていますけど、そう強さみたいなのを今回も改めて感じた」と話し、試合出場が可能に思われるほどのトレーニングをしていたことを前日練習後に話していた。

 頼れるキャプテンが登録メンバーに入った。髙橋の状況や経緯から彼にとっては無念な決定になってしまったが、一方で頼れるキャプテンが登録メンバーに入った。出場のチャンスが訪れるかは不明だが、チーム内での存在感を示してくれることが期待される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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