ドリブル真っ向勝負vs猛プレスからのカウンター 聖和学園対海星…好勝負を生んだ意地と意地の激突

 

聖和学園の加見監督、「逃げずに真っ向勝負」と選手を送り出す

 培ったこだわりのスタイルと、勝利を求める効率性の真っ向勝負は、高校サッカーの舞台でも繰り広げられていた。31日の第95回全国高校サッカー選手権の1回戦、聖和学園(宮城)と海星(三重)の対戦は、まさにそうしたものがぶつかり合う熱戦となった。

 加見成司監督が率いる聖和学園は、最終ラインの選手でも恐れることなくドリブルを仕掛けていくのがスタイルだ。「逃げずに真っ向勝負」という言葉で送り出された聖和学園の選手たちは、そのスタイルを前面に押し出したサッカーを展開した。

 一方の海星を率いる青柳隆監督は、聖和対策を徹底してこのゲームに臨んだ。26日には“仮想聖和学園”として同じく全国に出場し、個人技を重視するスタイルの野洲(滋賀)との練習試合も組んだ。「1対1では勝てないので、2人、3人、4人でも行く」と猛プレスをかけ、そこからのカウンターに活路を求めた。

 青柳監督の「相手は1人1人が上手いが、奪い取ったところからのショートカウンターという狙いでした。奪ったら広いところを見て、サイドチェンジもうまく使えればチャンスがあるという分析でした」という狙いは、前半の戦いでは見事に実を結ぼうとしていた。

 

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