聖和の“元主将”10番が負傷を乗り越え復活弾! 先輩の思いも胸に“因縁の相手”との再戦目指す

初戦で海星に2-0と勝利 勝負を決定づけたのは途中出場の10番

 全国の舞台で“坊主頭の元キャプテン”が華麗なる復活劇を見せた。第95回全国高校サッカー選手権は31日に各地で1回戦が行われ、聖和学園(宮城)は海星(三重)を2-0で破って2回戦進出を決めた。苦しいゲーム展開を救ったのは途中出場の背番号10、FW西堀駿太だった。

 西堀は後半13分に途中交代で出場すると、キレのあるドリブル突破で聖和学園の攻撃に欠けていた縦への推進力を生み出した。後半35分にMF藤井僚哉のミドルシュートで先制した聖和学園は、同38分には藤井のラストパスを西堀が決めて2-0とゲームを決定づけた。

 エースと呼ぶにふさわしい存在が、途中出場だったのには理由がある。西堀がキャプテンを務めていた6月中旬の東北大会で青森山田と対戦した時に、左足首の靭帯を痛めた。復帰まで約2カ月を要する重傷で、ピッチに戻ったのは9月に入ってから。その間にキャプテンもDF小倉滉太に交代となった。

 西堀は「加見(成司)先生とも話した結果で受け入れた」と話したが、悔しさは残った。「常にドリブルの練習を繰り返して、全国に向けてイチから磨いてきた」と、この選手権に賭けていた。

 

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