リーグMVP中村憲剛、プロ14年目で初の元日決勝へ 「夢見た舞台」で誓う川崎初戴冠

中村のCKから谷口の決勝弾を導き、天皇杯準決勝で大宮を1-0と破る

 川崎フロンターレのMF中村憲剛にとって、プロ14年目にして初の元日決勝のチャンスが訪れた。29日の天皇杯準決勝で大宮アルディージャと対戦した川崎は、主導権を握られる苦しい展開を強いられるも終盤にゴールをこじ開けて1-0と勝利を収め、クラブ史上初の決勝進出を果たした。

 自慢のパスワークは、全くと言っていいほど発揮されなかった。大宮の組織的な守備を前にチャンスを作ることができない展開に、ボランチの中村もリズムを生み出すことができなかったが、「今日は我慢だ。みんなで一つになって歯を食いしばって戦おう」と声をかけて耐えた。そしてスコアレスでゲームが動いていくなかで迎えた後半40分、その右足からチャンスが生まれた。

 中村が「誰が取ってもいいからと、GKにキャッチされないように」と右コーナーキックを蹴り込むと、ゴール前にボールが浮く。DFエドゥアルドが頭でつないだボールに反応したDF谷口彰悟が、右足アウトサイドでアクロバティックなゴール。この一撃で川崎が、天皇杯でクラブ初の決勝進出を決めた。

 フロンターレ一筋でプロ14年目の中村にとっても初の元日決戦に、「1月1日にサッカーを日本で最初にやるファイナルなので、小さい頃から夢見ていた舞台。遠回りし過ぎたけど、みんなのおかげで立つことができる。何も言うことはないと思う。相手がどこでも決勝で必ず勝って、自分たちがチャンピオンになるんだという気持ちを持って戦いたい」と、力強く意気込んだ。

 

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