久保建英、レアル復帰にライバル? 17歳“南米タレント”出現…現地メディア注目「決断迫られる」
U-17アルゼンチン代表MFの存在が去就に影響?
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、今季ラ・リーガでの活躍により来季の去就動向が注目を集めている。スペインメディア上では古巣レアル・マドリードへの復帰説が盛んに報じられるなか、レアル専門メディアはU-17ワールドカップ(W杯)で活躍したアルゼンチン代表MFの存在が去就に影響する可能性を指摘している。
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久保の去就を巡っては、古巣のレアルが有力候補の1つに浮上。同クラブは将来的に売却される場合の専売権(他クラブがソシエダにオファーを出した場合、それと同じ条件で優先的に購入できる権利)および、移籍金50%のキャピタルゲインを得る権利を保持しており、約6000万ユーロ(約94億円)の契約解除の半分で獲得可能とされている。
そんななか、レアル専門メディア「Defensa Central」が運用する姉妹サイト「Planeta Real Madrid」は、「数週間前にはレアル復帰が噂されていたが、現在はそれほど明らかになっていない」と、去就動向の鈍さを指摘。その理由として、U-17W杯で躍動したアルゼンチン代表MFの存在に触れている。
「世界サッカー界の新たな宝石、特に現在アルゼンチン代表としてU-17W杯に出場したリーベル・プレート出身のアルゼンチン人サッカー選手の出現によるものである。彼の名前はクラウディオ・エチェベリ、メッシ以外でブラジル戦で3ゴールを決めた唯一のアルゼンチン人選手だ」
17歳のエチェベリは、U-17W杯ベスト8の宿敵ブラジル戦(3-0)でハットトリックを達成。その活躍を受けて欧州クラブからの関心を受けているという。レアルもそこから外れることなく、2500万ユーロ(約40億円)の契約解除条項が付いているアルゼンチン人プレーヤーの獲得を画策しているようだ。
来夏の移籍マーケットでは、久保の獲得に踏み切る可能性も伝えられるだけに「フロレンティーノ・ペレス会長は決断を迫られる」と同メディアは指摘。今後新たな展開へと発展するのか、去就動向に注目が集まる。