「これは面白い」 元日本代表の引退試合で“低すぎるFKの壁”に海外驚き「何が起きているんだ?」

引退試合に出場した本山雅志氏【写真:Getty Images】
引退試合に出場した本山雅志氏【写真:Getty Images】

本山雅志氏の引退試合、友情や絆も感じさせるほっこりシーンに海外注目

 J1鹿島アントラーズの黄金期を支えた元日本代表MF本山雅志氏の引退試合(モトフェス)が、11月19日に茨城県立カシマサッカースタジアムで行われた。名手たちが勢揃いした一戦は大きな注目を集めたなか、フリーキック(FK)時の低すぎる壁が脚光を浴び、海外ファンから驚きの声が上がっている。

 現在44歳の本山氏は東福岡高校で強烈なインパクトを放ち、1998年に鹿島へ加入すると長年活躍して数々のタイトルを獲得。2016年からギラヴァンツ北九州へ移籍し、21年からマレーシアのクランタン・ユナイテッドFCでプレー。その後、今年4月に現役引退を発表していた。

 引退試合では、鹿島同期組から小笠原満男氏はコンディション不良により不参加となったものの、中田浩二氏、曽ヶ端準氏、山口武士氏、中村祥朗氏らが参加。またMF稲本潤一(南葛SC)、MF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、FW興梠慎三(浦和レッズ)らに加え、内田篤人氏、柳沢敦氏ら豪華なメンバーが揃った。

「ANTLERS LEGENDS」と「MO10 FRIENDS」の2チームに分かれて行われた一戦。世界のサッカー情報を発信している「Out Of Context Football」の公式X(旧ツイッター)では、本山氏がFKを蹴った際のワンシーンを取り上げ、その瞬間を投稿している。

 この日の主役である本山氏がFKを蹴るなかで選手たちが壁を作ったものの、あえてひざまずいて高さを調整した結果、通常よりも低い壁が完成。壁に入った選手たちは楽しそうに笑顔を見せており、友情や絆も感じさせるほっこりシーンとなっている。

 この投稿に海外のファンが反応。「何が起きているんだ?」「新ルール?」など冗談交じりの投稿もあれば、「これは面白い」「素晴らしい」「困った時の友が真の友」「共通の友達がいる場合」などのコメントも届けられ、日本の引退試合で生まれた“低すぎるFKの壁”が脚光を浴びていた。

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