レアル栄光の10番を背負った“問題児”ハメス 首脳陣を激怒させた「6つの失言」とは

スペイン紙が昨季以降の問題発言を特集

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、栄光の背番号10を託されながらもジネディーヌ・ジダン監督からの信頼を手にできず、ベンチ要員に甘んじている。来年1月の移籍市場で放出される可能性が報じられるなか、スペインメディアは好青年然としたハメスが自らを追い詰めた“6つの失言”をクローズアップしている。

「ハメス、レアル・マドリードをイラつかせた6つのコメント」と特集したのは、スペイン地元紙「AS」だ。ハメスは2014年ブラジル・ワールドカップでの大ブレークでモナコからレアルに移籍。1年目は主力として大活躍したが、2年目に天狗になった。

 昨季ラファエル・ベニテス前監督が率いるチームのなか、リーガ開幕戦のスポルティング・ヒホン戦で先発落ちに。指揮官はプレシーズンのキャンプ参加の遅れを理由として説明したが、ハメスは公然と反旗を翻す。自身のインスタグラムでは「史上最高に絶好調」と反論。これが問題児ハメスの、記念すべき失言第1号だったという。

 ベニテス政権でベンチだったが、夜遊び三昧と練習での素行不良で太り過ぎを指摘されていたハメスは、昨年11月のチリ戦では90分プレーした後、報道陣に向かい、「それでも奴らは僕がいいコンディションじゃないと言うんだ」とジダン監督に毒づいていたという。

 

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