「ムバッペ抜きで先発」 久保建英、レアル“構想入り”新布陣に現地注目「ファンは賛同」

ソシエダでプレーする久保建英【写真:ロイター】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:ロイター】

来季構想される可能性があるフィールドプレーヤーの顔ぶれに熱視線

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の来季去就動向がスペインメディアを中心に注目されている。古巣レアル・マドリードへの復帰説も報じられるなか、同クラブの専門メディアはSNS上で話題に上がった来季の構想布陣に目を向けている。

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 ソシエダ在籍2シーズン目の久保は、今季ラ・リーガで突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。

 スペインを席巻するパフォーマンスを受け、欧州名門クラブへの移籍話が浮上。イングランド1部の名門マンチェスター・シティやリバプールのほか、スペインでは昨季まで保有権を保持していた古巣レアルからの関心がたびたび報じられている。

 そうしたなかで、クラブ専門メディア「Defensa Central」は来季の構想布陣に注目。「シャビ・アロンソのイレブンが明らかに」と見出しが打たれた記事では、来季の指揮官候補とされるシャビ・アロンソ氏(現レバークーゼン監督)の下で構想される可能性がある11人の顔ぶれが伝えられている。

 この布陣はSNS上で広まったもので、今季の主力だけでなく、獲得合意している17歳FWエンドリック(パルメイラス)、来夏のターゲットとされるDFアルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン)といった新顔も組み込まれ、右ウイングには久保の名前が記されている。

 一方、金銭面や年齢的な側面から獲得を断念したと伝えられるWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)の名前はなく同メディアは「久保はムバッペ抜きで先発出場」と注目。「多くのファンは、来シーズンの先発候補に賛同している」と伝え、「若さに賭ける」陣容と指摘した。

 レアルは昨夏、久保が売却される場合の専売権(他クラブがソシエダにオファーを出した場合、それと同じ条件で優先的に購入できる権利)および、移籍金50%のキャピタルゲインを得る権利を保持。果たして、日本人MFを再獲得するシナリオは実現するだろうか。

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