冨安健洋が再びイタリアへ? 現地メディアが移籍の可能性を報道「ミランは彼を喜んで受け入れるだろう」
絶対的なレギュラーではない冨安にミランが関心か
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に、イタリア1部ACミランが関心を示していると、イタリアメディア「Calciomercato.it」が報じている。
今シーズン、冨安は公式戦15試合に出場し、プレミアリーグ第10節のシェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)では通算50試合目にして初ゴールも記録した。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では全4試合に出場して、3試合にスタメン出場。プレミアリーグでは、先発こそ2回にとどまっているが、重要な場面でピッチに立ってチームに貢献してきた。その活躍が評価され、10月にはクラブの月間MVPにも選出されている。
活躍を見せているものの絶対的なレギュラーではない冨安に対して、イタリアの名門ミランが冬の移籍市場での獲得に向けて動き出したという。記事では「冨安は複数のイタリアのクラブにとって、非常に使える選手になるだろう。特に守備面での強化を目指すクラブにとっては、日本人の柔軟性は大きな強みになる。キャリアを通して主に右の守備的なサイドバック、そしてセンターバックとして成長を続けてきた。ボローニャのユニフォームを着た2シーズンでは、守備面での信頼感が突出していただけでなく、攻撃面でも3得点3アシストと貢献していた」と伝えている。
さらにアーセナルでの現状も踏まえ、「ガナーズ(アーセナル)では多くの競争があり、(ミケル・)アルテタ監督は常に日本人選手を先発させるわけではない。その地位は不動ではなく、2025年には契約が満了することからも、アーセナルは彼を市場に出す可能性があり、イタリアのチーム、ミランは彼を喜んで受け入れるだろう」と、最終ラインに補強が必要なミランが獲得に乗り出す可能性を報じ、1月にレンタル移籍で獲得して、夏の移籍市場での完全移籍を狙う流れになると予想した。
(FOOTBALL ZONE編集部)