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レフェリー×選手が衝突→カウンターであわや失点!? MLSで発生した判定に海外不満「重大なエラー」「主審は一体何を…」
最終的にオフサイド判定となり得点は認められず
アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)で起こった判定の一部始終が話題となっている。現地時間11月6日に行われたMLSカップ(杯)プレーオフ1回戦セカンドレグ(2ndレグ)、バンクーバー・ホワイトキャップス対ロサンゼルスFC戦(0-1)で、レフェリーと選手が衝突しあわや点差が広がる事態が起こった。
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ロサンゼルスが1点を先取して迎えた後半アディショナルタイム3分、GK高丘陽平も所属するホワイトキャップスは左サイドのコーナーキックのチャンスを得る。勝利をしなければ敗退が決定してしまうホワイトキャップスはGK高丘も含めた総動員で点を狙いに行くも、クリアボールに反応したホワイトキャップスMFアレッサンドロ・シェプフと主審が衝突。ボールは流れ、ロサンゼルス側が奪うと一気にカウンターへとつながってしまう。
ロサンゼルスの元メキシコ代表FWカルロス・ベラはペナルティーエリア手前までドリブルで持ち運び、最後は並走していたFWマリオ・ゴンサレスへラストパス。ダイレクトで放ったシュートはGK高丘のいないがら空きのネットを揺らし、点差が広がったかに思われた。
しかしここで、主審との衝突をきっかけにボールを奪われたホワイトキャップス側は猛抗議。するとティモシー・フォード主審はここでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)と交信し、オンフィールドレビュー(主審が直接映像を確認)を実施する。その結果、ベラのラストパスを受けたゴンサレスがオフサイドポジションだったと確認され、得点は取り消しになった。
フォード主審とシェプフの衝突シーンは衛星放送「FOXスポーツ」サッカー版の公式X(旧ツイッター)でも公開され、SNS上でも「主審は一体その場で何をしているのだろうか」「本当に衝撃的」「重大なエラー」「審判は自らイエローカードを出すべきだ」「主審は選手を排除しただけでなく、アシスタントもオフサイドを見逃した」と厳しい意見が飛んだ。
またカナダメディア「Canoe.com」は「審判が試合の夜を台無しにした」と、レフェリングについて言及。終盤のシーン以外でも不可解な判定が続いたと指摘し、「この夜一番の大ブーイングが起こったのは、ロスタイムの最後の瞬間だった」とレポート。さらにホワイトキャップスのヴァンニ・サルティーニ監督も、試合後のコメントで「ティムはいいやつだと思うが…レフェリングは最悪だった」と判定を嘆いている。
最終的に失点にはつながらなかったが、大きなコーナーキックでのチャンスシーンで主審が妨害する形となったシーンには厳しい意見が殺到しているようだ。