アーセナル冨安健洋は「考え抜かれたチャレンジを行った」 リーグ先発復帰で英メディア評価「強力な守備を見せた」
ニューカッスル戦でリーグ戦初黒星
イングランド1部アーセナルは11月4日、プレミアリーグ第11節でニューカッスルと対戦し、0-1で敗れた。日本代表DF冨安健洋は、8月22日のプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦(1-0)以来となる約2か月半ぶりのリーグ戦先発を果たした。
前節のシェフィールド・ユナイテッド戦では初ゴールを挙げた冨安。ニューカッスル戦では左サイドバック(SB)で、今季リーグ2戦目となる先発出場を飾った。
試合は6戦無敗と好調のニューカッスルが攻勢をかけるものの、アーセナルも踏ん張っていた。スコアレスで前半を折り返したが、後半19分に試合が動く。こぼれ球を拾ったニューカッスルMFジョー・ウィロックの左クロスから混戦となり、最後はFWアンソニー・ゴードンが押し込んだ。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認後、ゴールが認められた。
アーセナルはリーグ初黒星。先発復帰した冨安にとっては苦しい展開となったが、英メディア「フットボール・ロンドン」の採点では及第点の6点。「冨安は左右のサイドで考え抜かれたチャレンジを行い、強力な守備を見せた。ファイナルサードではアーセナルがベンチからの変化を提供するためにより伝統的なSBを起用できたような気がするが、恐らくそれはティンバーだろう」と守備面では大きな評価を受けていた。
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