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「喜んでばかりいられない」 韓国、キム・ミンジェがAFC最優秀国際選手賞受賞も嘆き節「残りの賞“全滅”」
日本は森保監督が年間最優秀監督、松木と浜野が年間最優秀ユース選手に
アジアサッカー連盟(AFC)の年間表彰式「AFC Annual Awards Doha 2022」が現地時間10月31日にカタールのドーハで開催され、日本代表の森保一監督がアジア年間最優秀監督賞を受賞した。韓国からは韓国代表DFキム・ミンジェが最優秀国際選手賞に輝いたが、母国紙は「喜んでばかりいられない」と取り上げている。
AFCが選出する年間最優秀監督賞は森保監督が受賞。年間最優秀ユース賞は、男子がMF松木玖生(FC東京)、女子がFW浜野まいか(チェルシー)がそれぞれ選ばれた。女子最優秀選手賞にノミネートされていたDF熊谷紗希(ASローマ)と最優秀国際選手賞にノミネートされたMF三笘薫(ブライトン)はともに受賞を逃がす形となり、後者は今季からドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに移籍した韓国代表DFキム・ミンジェが輝いた。韓国人選手の受賞は、FWソン・フンミン(トットナム)に次いで2人目となった。
しかし、韓国紙「スポーツ朝鮮」は「キム・ミンジェ受賞に喜んでばかりいられない韓国サッカー…残りの賞“全滅”」と見出しを打ち、今回の受賞結果について言及している。
「キム・ミンジェがAFCの最優秀国際選手賞に輝いたのは祝福すべきことだ。今年度のバロンドールで22位に選ばれたキム・ミンジェは、日本の三笘薫、イランのメフディ・タレミを抑え、アジア最高の選手に認められた。近年、ソン・フンミンが独占していた賞を奪還した点で意味は大きい。しかし、キム・ミンジェが今回の授賞式で唯一の韓国人受賞者という点は指摘しなければならない。協会、監督、選手、審判部門で誰1人トロフィーを獲得した者はいなかった」
キム・ミンジェの栄冠を祝福しつつ、それに続く選手がいなかったことを記事では嘆いていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)