ソンのゴールもあり2-1で勝利し10試合無敗を達成

　イングランド1部トッテナムのFWソン・フンミンは現地時間10月27日に行われたプレミアリーグ第10節クリスタル・パレス戦（2-1）で決勝点を挙げ、チームを勝利に導いた。試合中に見せた主審へ見せた気遣いに現地メディアは「憎めない選手」と注目している。

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　2021-22シーズンにプレミアリーグの得点王に輝いたソン・フンミンだったが、昨季は36試合で10得点6アシストと思うような数字を残せず。チームもリーグ戦8位で終わり、欧州カップ戦出場権を逃した。

　今季は、エースだったイングランド代表FWハリー・ケインが、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへ移籍。より一層期待が懸かるなか、ソン・フンミンが新たにキャプテンに就任した。すると第4節バーンリー戦（5-2）でシーズン初ゴールを含むハットトリックを決めると、そこから今節までの6試合でさらに5得点とゴールを量産している。

　そんなソン・フンミンはクリスタル・パレス戦でも決勝弾を決めていたなか、試合中に見せた行動に注目が集まっている。後半23分にクリスタル・パレスの選手が怪我の治療をしている際、医療スタッフが持っていた水を取り一口飲むと、近くにした主審へ渡そうとした。

　主審はいらないとジェスチャーで反応したが、ソンの行動に英メディア「スポーツ・バイブル」は「ソン・フンミンはクリスタル・パレスのメディカル・スタッフから水を受け取り、レフェリーに差し出した。憎めない選手」と写真付きで言及している。

　この投稿にファンからは「ブラボー」「今一番愛されている選手」「見ていて気持ち良い」「リスペクト」「最高」「素晴らしい」と、さまざまなコメントが寄せられている。