アーセナル冨安、英紙は次節ホームのリーグ戦で“ベンチ予想” 「多くの時間ボールを持てるため…」
現地メディアはシェフィールド・ユナイテッド戦でジンチェンコ起用を予想
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間10月24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節セビージャ戦(2-1)で左サイドバック(SB)としてフル出場し勝利に貢献した。しかし、現地メディアは次節リーグ戦で冨安のベンチ予想を立てている。
今シーズンはここまで公式戦11試合に出場している冨安。左SB、さらには日本代表でプレーするようなセンターバックとしても起用されており、そのユーティリティ性がミケル・アルテタ監督にも評価されている。ただ、今季プレミアリーグでのスタメンは1試合のみとなっており、左SBではウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが先発している現状だ。
そんななか、24日のCLグループステージ第3節セビージャ戦で、冨安は左SBでフル出場。堅実な守備のほか、攻撃面でも果敢にチャンスメイクへ奔走した。高パフォーマンスを披露し、この試合ではアーセナル公式のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝くプレーを見せた。
しかし、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は、28日に行われるプレミアリーグ第10節のシェフィールド・ユナイテッド戦のスタメン予想で「ディフェンスに変更があるかもしれない。冨安健洋は、火曜日のセビージャ戦で輝きを放ったとはいえ、スタメン落ちの可能性もある」と、冨安がベンチスタートになると推察している。
記事ではその理由について「土曜日(シェフィールド・ユナイテッド戦)のエミレーツ・スタジアムでは、アーセナルは多くの時間ボールを持てるはずだ。そのため、オレクサンドル・ジンチェンコが左SBに入るかもしれない」と、ボールポゼッション率の想定からジンチェンコの先発の可能性を挙げていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)