1点ビハインドの名古屋、永井の同点ゴール取り消しに続き…ユンカーのPK獲得もVARで取り消し
VARとオンフィールドレビューの結果、名古屋は同点のチャンスを逃す
名古屋グランパスは10月15日、ルヴァンカップ準決勝第2戦でアビスパ福岡と対戦。1点ビハインドの後半8分、FWキャスパー・ユンカーが敵陣のペナルティーエリア内で倒れて一度はPK判定となったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、ファウルなしでPK取り消しとなった。
第1戦で福岡に0-1で敗れている名古屋は、引き分け以下で敗退となる状況。しかし前半5分、福岡がセットプレー後の混戦から最後はFWウェリントンが押し込み、VARでオフサイドなしと判定され、ゴールが認められた。
先制を許した名古屋は前半19分、永井が積極的にミドルシュートを放つも枠外。しかし、その2分後に再びチャンスが訪れる。
名古屋は右サイドへ展開し、DF森下龍矢がクロスを供給。中央でFWキャスパー・ユンカーが潰れ、流れたところを永井が押し込んで同点ゴールを決めたかと思われた。しかし、VARによる確認でオフサイドと判定され、ゴールは取り消しとなった。
名古屋は前半アディショナルタイムに森下がゴール前でシュートを放つなどペースを握ったが、得点を奪えず、1点ビハインドで前半を折り返した。
そして後半8分、名古屋はユンカーが敵陣のペナルティーエリア内に侵入し、カットインした際に福岡DFドウグラス・グローリと接触。ユンカーが転倒し、今村義朗主審はPKを宣告した。
その後、今村主審はVARと交信。ドウグラス・グローリも右足を出しているが、ユンカーの足に当たっているかは映像では微妙なところで、長い交信の末に今村主審はオンフィールドレビューを行い、ファウルはなかったとしてPK取り消しになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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