森保ジャパン、5戦22得点で攻撃快調! カナダ戦でも発揮された“得点力”を海外称賛「成長し続け好成績を積み重ねている」

カナダに快勝した日本代表【写真:徳原隆元】
カナダに快勝した日本代表【写真:徳原隆元】

ブラジルのメディアもカナダ戦を寸評

 森保一監督が率いる日本代表は10月13日、国際親善試合のカナダ代表相手に4-1の快勝を収めた。点差が開いたこのゲームを、“サッカー王国”ブラジルのメディアも寸評。日本の直近5試合の爆発的な得点力に、驚きを示している。

 2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)のホスト国の1つであるカナダ相手に、力の差を示したのは日本だった。前半2分にMF田中碧のゴールで早速先制。同19分にPKのチャンスを相手に与えるも、これをGK大迫敬介がセーブし失点を許さず。その後日本は、前半に相手のオウンゴールとFW中村敬斗の1点で3点差と突き放す。

 エンド変わっても勢いは止まらず。後半4分にはMF伊東純也の絶妙なエンジェルパスから、抜け出した田中がこの日2ゴール目。終盤に失点したものの、4-1の大差で森保ジャパンが勝利を収めている。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」はこの試合をレポート。特に「田中碧は2ゴールと輝きを放ち、浅野(拓磨)も素晴らしいプレーを見せた。日本はこれで、直近5回の親善試合で22ゴールを挙げたことになる」と、カナダ戦を含めた連勝記録、攻撃力が爆発している点を称賛している。

 一方で、対戦したカナダに関しては「日本サッカーの台頭よりも、カナダチームの不調が顕著となった」と報道。「日本が成長し続け好成績を積み重ねている一方で、カナダは逆の方向に進んでいる」と両国の差を比較した。

「2026年W杯の開催国の1つであるカナダ。それまでにより強くなっているだろうという期待は、失望する可能性への懸念に変わりつつある。親善試合での敗戦であったが、相手の稚拙なサッカーのせいで、日本チームをテストする材料にはほとんどならなかった」

 チームの完成度の差が出てしまった一戦。海外でも、日本の攻撃力は評価されつつ、26年W杯ホスト国のカナダの不調には警鐘を鳴らしていた。

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