森保ジャパン、4-1-4-1で臨むカナダ戦の「予想スタメン」 左MFは中村、“復帰”南野の起用方法は?
13日にカナダ代表戦に臨む
森保一監督率いる日本代表は、10月13日にデンカビッグスワンスタジアムでカナダ代表戦に臨む。森保監督はスタートのシステムを「4-1-4-1」で臨むと明言しており、体調不良で不参加となったMF三笘薫の代役にMF中村敬斗を指名。国際Aマッチ3試合3ゴールの23歳が大きなチャンスを掴む。11月から始まる北中米ワールドカップ(W杯)予選、来年1月のアジアカップに向けて最後の調整となるカナダとの一戦に臨むスタメンを予想していく。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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森保監督は、試合前日に行われた会見で「基本は4-1-4-1でスタートかなと思っているが、相手との兼ね合いを考えて両方(4-2-3-1)も使えるようにしたい。ただ、これまでやってきたように3バックも含めて状況に応じてやっていきたい」と臨機応変に可変させながら対応していくとした。さらに、今回は体調不良で不参加となった三笘の代役については「中村敬斗がまずは候補となっている」と名指しした。
そのなかで、まず好調の選手がひしめく2列目で左は中村。右には中村と同じフランス1部スタッド・ランスで両翼を担っているMF伊東純也が候補になってくる。所属クラブでも2人の連係から攻撃に展開するシーンは見られる。リーガ月間MVPにも輝いたMF久保建英も先発の可能性を残すだろう。1トップはFW古橋亨梧のスピードに期待したいところだ。
中盤は主将のMF遠藤航を底に置き、インサイドハーフにはMF守田英正、そして約11か月ぶりの代表復帰を果たしたMF南野拓実の可能性がある。森保監督はメンバー発表の会見で南野について「4-2-3-1であればトップ下のところがベースだと思っているなかで、トップもウイングもできる。カタールW杯ではウイングでプレーしてもらいながら内側に潜り込んでくるプレーをしてもらったので、そういうプレーも期待して起用できる。4-1-4-1の場合はインサイドハーフが基本的なプレーかなと思う」と発言。可変してトップ下も担うことができる南野がインサイドハーフの候補になってくるだろう。
最終ラインは9月のドイツ戦で好プレーを発揮したDF板倉滉、DF冨安健洋の鉄壁センターバックコンビに左サイドバック(SB)には負傷で不参加になったカタールW杯以来の招集となる中山雄太がチャンスを掴むか。DF伊藤洋輝が別メニュー調整していることもあり、中山の奮起に期待したい。右SBは菅原由勢が務め、GKはドイツ戦のゴールを守った大迫敬介が入れば最終ラインの強化につながるはずだ。